あ、野良ネコみっけ
2021.05.13更新

見下ろすネコ👀 後日談
撮影の際は、望遠を使うことが多いです。
広角も試してみたことはありますが、
近づいてもかなり猫が小さくなってしまったり、
瞬間のチャンスにうまく撮影できず後悔したりします。

近づく時は猫がよそ見をしたタイミングで
「だるまさんがころんだ」のようにそっと数歩近づき、立ち止まりを繰り返します。
急に近づいたり、しゃがんだりの大きな動きはしないようにしています。
目が合った時には、ゆっくりとまばたきのように目をつむると挨拶のように返してくれたりします。
急に動くとびっくりさせてしまうので、
ゆっくりと呼吸を合わせ、
安心させるようにイメージします。
岩合さんは猫に会うと「やぁいい子だね」と
話しかけますが、私は恥ずかしい為、
心の中で真似をして話しかけたりしています。
「ソロモンの指輪 -動物行動学入門-」
コンラート・ローレンツ
という本を最近読んでいるのですが、
その中にこんな内容が出てきます。
動物は、人間の言葉はわからない代わりに、
ちょっとした微妙な表情などの変化を、
人間よりも、はるかに細かく読み取って、
理解することができるものがいるそうです。
(例えば客人が本当に帰ろうと立ち上がった時だけ反応し、フェイクで立ち上がっても反応しない等)
ですので「撮らせてくれてありがとう。」
という気持ちを持っていたら、
伝わるかもしれないと思いました。
プロフィール

いしかわ Profile
岩合光昭さんの猫写真展を観て猫の写真にハマり、公園や神社を散歩しながら、出くわした野良ネコ(岩合さん風に言うと自由ネコ)を撮影しています